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家計の支出(生活費)の求め方


 2021/03/11

 [ライフプラン]

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家計の支出(生活費)の求め方
Steve BuissinneによるPixabayからの画像

 ライフプランシミュレーションを行うには、「収入額」、「支出額」、「貯蓄残高」を明確にする必要があります。一般的には年単位で計算しますので、年間の額が分かればいいことになります。

 サラリーマンであれば収入額は給与明細、賞与明細、または源泉徴収票があれば分かります。また、貯蓄残高も預金の残高はすぐに分かると思います。厳密には、債券、株式や投資信託なども残高に含まれますが、それほど金額が大きくなければ、後回しで構いません。

 一方、支出額はいくら?と聞かれると、家計簿を付けていないから分からない、と多くの方が思われるかもしれませんが、実は概算であれば簡単に分かる方法があります。それは、「年間の支出額」=「年間の可処分所得」-「年間の貯蓄額」で求める方法です。

 ここで、可処分所得という単語が出てきますが、これはいわゆる手取り額で、収入額-(税金+社会保険料)で求められます。それでもハードルが高いかもしれませんが、ご心配なく。ライフプランシミュレーションでは、収入額と家族構成が分かれば、可処分所得を概算で自動計算します。

 また、「年間の貯蓄額」=「現時点での貯蓄残高」-「1年前の貯蓄残高」で求められますので、金額に関しては、「年間の収入額(年収)」、「現在の貯蓄残高」、「1年前の貯蓄残高」が分かれば、ライフプランシミュレーションをすることができます。それだったらハードルは低いですよね。

 但し、年間の貯蓄額から求めた支出には、一時的な支出が含まれていると思います。そのままシミュレーションすると、毎年支出する金額として計算してしまいますので、そのような一時的支出は除く必要があります。まずは、大きな買い物をしたものだけでも思い出して除いてみてください。そして来年のために、一時的な支出だけは記録するかレシートやカード明細などを保存しておいてください。

 また、子供の教育費や住宅ローン、保険料などは、一生払い続けるものではありません。そういう支払いがどれくらいあるかを、少しづつ費目別支出に入力して除外していくことで、いわゆる基本の生活費が求められます。その基本の生活費を元にシミュレーションすれば、将来の計算の精度が上がっていくのです。教育費は、学校が公立か私立かを入力して概算を求めることもできますので、簡単なやり方から始めてください。

 上で説明したやり方は、いわゆるトップダウン的なアプローチですが、もちろん、家計簿を付けておられる方は、ボトムアップ的に基本の生活費を求められますから、ライフプランシミュレーションの精度をより上げられると共に、支出分析により、一歩進んだ改善検討なども可能になります。また、家計簿が長続きしない方は、特定のクレジットカードで支払う方法をお勧めします。通常の買い物だけでなく、光熱費、通信費の支払い、キャッシュレスの支払いも同じクレジットカードを登録すれば、明細を見るだけで一時的支払いも分類できます。最近はカードや電子マネーと連携して自動で家計簿をつけてくれるアプリもあります。それに、一つに決めておけばポイントも溜まりやすくなります。但し、リボ払いや分割払いはお勧めしません。

 その他、年金収入も、現在の年齢、年収、退職年齢などから概算で自動的に計算します。難しい知識が無くても大丈夫です。そして、進めていくうちに金融知識を付けて、より詳細に入力すれば精度は上がって行きますので、ご自分のお金を整理し、視える化しながら、ライフプランの検討を楽しんでください。分からないことがあればお手伝いします。


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